Date:2008/04/28 11:06
50人のチベット展
チベット支援者 Miwa's bicycle trip around Tibet & India 三輪一元様主催
以下引用―
チベットで起こってしまった憂うべき問題について、
何か我々にもチベットのために出来ることはなかろうか、と話し合っていたところ
フト出てきた写真展のお話。
チベット好きな50人各自に
チベットへの思い入れのたっぷり詰まった「一枚」を提出してもらって写真展を開こう、
それを見てくれた人たちにチベットの本当のよさを知ってもらおう
、と計画はあれよあれよという間に進み、ここに正式に計画を告知するに至りました。
50人の心に咲いたチベットの花を、ぜひ感じ、ふれていただけたら嬉しいです。
チベットをより深く知るための手掛かりとして
当ブログでご紹介させて頂きました。
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Date:2008/04/25 15:09
全日本仏教界 要望書【時事通信】
声明原文はこちら
以下引用―
本会は、4月22日(火)付、下記宛に本会理事長名の要請文を提出・送付致しました。
提出先 胡錦濤 中華人民共和国国家主席
ダライ・ラマ法王十四世 テンジンギャツオ猊下
福田康夫内閣総理大臣
潘基文国連事務総長
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中華人民共和国
胡錦濤 国家主席様
チベット情勢について ー日本の仏教徒の願いー
日本の伝統仏教界唯一の連合体である、財団法人全日本仏教会、及び世界仏教徒連盟日本センターの機関を代表し、現今のチベット情勢について、以下の通り表明いたします。
現在、チベット仏教の聖地ラサ市をはじめ、中国及び周辺各地において、僧侶・市民と治安部隊の武力衝突により、多くの死傷者が出ている深刻な事態に対し、私たち日本の仏教徒は深い悲しみを覚えます。
私たちは釈尊の尊い智慧と慈悲の教えの下、全ての人々に分け隔ての無い信頼と敬いの心が育ち、怨讐を越えて幸福を享受出来る世界の実現を願っています。事態収拾の為に、武力や暴力的な手段を用いず、平和的な対話の積み重ねによる、一日も早い人道的な解決の方途を探られるよう念願致します。
合 掌
平成二十年四月二十二日
財団法人 全日本仏教会
理事長 豊 原 大 成
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ダライ・ラマ法王十四世
テンジン・ギャツォ猊下
チベット情勢について ー日本の仏教徒の願いー
日本の伝統仏教界唯一の連合体である、財団法人全日本仏教会、及び世界仏教徒連盟日本センターの機関を代表し、現今のチベット情勢について、以下の通り表明いたします。
現在、チベット仏教の聖地ラサ市をはじめ、中国及び周辺各地において、僧侶・市民と治安部隊の武力衝突により、多くの死傷者が出ている深刻な事態に対し、私たち日本の仏教徒は深い悲しみを覚えます。
私たちは釈尊の尊い智慧と慈悲の教えの下、全ての人々に分け隔ての無い信頼と敬いの心が育ち、怨讐を越えて幸福を享受出来る世界の実現を願っています。事態収拾の為に、武力や暴力的な手段を用いず、平和的な対話の積み重ねによる、一日も早い人道的な解決を念願致します。
合 掌
平成二十年四月二十二日
財団法人 全日本仏教会
理事長 豊 原 大 成
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日本国 内閣総理大臣
福田 康夫様
チベット情勢について ー日本の仏教徒の願いー
日本の伝統仏教界唯一の連合体である、財団法人全日本仏教会、及び世界仏教徒連盟日本センターの機関を代表し、現今のチベット情勢について、以下の通り表明いたします。
現在、チベット仏教の聖地ラサ市をはじめ、周辺各地において、僧侶・市民と治安部隊の武力衝突により、多くの死傷者が出ている深刻な事態に対し、私たち日本の仏教徒は深い悲しみを覚えます。
私たちは釈尊の尊い智慧と慈悲の教えの下、全ての人々に分け隔ての無い信頼と敬いの心が育ち、怨讐を越えて幸福を享受出来る世界の実現を願っています。事態収拾のために、何とぞ、武力や暴力的な手段を用いず、平和的な対話の積み重ねによって、一日も早い人道的な解決へのご尽力を給わるよう念願致します。
合 掌
平成二十年四月二十二日
財団法人 全日本仏教会 理事長 豊 原 大 成
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国際連合事務総長
潘 基文様
チベット情勢について ー日本の仏教徒の願いー
日本の伝統仏教界唯一の連合体である、財団法人全日本仏教会、及び世界仏教徒連盟日本センターの機関を代表し、現今のチベット情勢について、以下の通り表明いたします。
現在、チベット仏教の聖地ラサ市をはじめ、中国及び周辺各地において、僧侶・市民と治安部隊の武力衝突により、多くの死傷者が出ている深刻な事態に対し、私たち日本の仏教徒は深い悲しみを覚えます。
私たちは釈尊の尊い智慧と慈悲の教えの下、全ての人々に分け隔ての無い信頼と敬いの心が育ち、怨讐を越えて幸福を享受出来る世界の実現を願っています。事態収拾のために、武力や暴力的な手段を用いず、平和的な対話の積み重ねによる、一日も早い人道的な解決へのご尽力を給わるよう念願致します。
合 掌
平成二十年四月二十二日
財団法人 全日本仏教会
理事長 豊 原 大 成
Date:2008/04/24 15:02
◆日本国内◆
天台宗 別格本山 書寫山圓教寺 大樹玄承 氏のお言葉
今、私達日本の仏教者の真価が問われています。
チベットでの中国の武力行動によって、宗教の自由が失われることに心から悲しみと、やむにやまれぬ抗議を表明せずにはいられません。
私たちは、あくまでも宗教者、仏教者として、僧侶を始めとするチベット人の苦しみをもはや、黙って見過ごす事が出来ません。
チベット仏教の宗教的伝統を、チベット人の自由な意思で護ると言うことが、大切な基本です。
皆さんは、日本の全国のお坊さんどうしているのかとお思いでしょう。
日本の各宗派、教団は日中国交回復のあと、中国各地でご縁のある寺院の復興に力を注いで来ました。
私も中国の寺院の復興に携わりました。
しかし、中国の寺院との交流は、全て北京を通さないと出来ません。
殆ど自由は無かった。 これからもそうだと全国の殆どの僧侶は知っています。
そして日本の仏教教団が、ダライラマ法王と交流することを、北京は不快に思うこともよく知られています。
あくまでも宗教の自由の問題こそ重大であると、私は考えています。
しかし、チベットの事件以来、3週間以上が過ぎて尚、日本の仏教会に目立った行動は見られません。
中国仏教会が大切な友人であるなら、どうして何も言わない、しないで良いのでしょうか。
ダライラマ法王中心に仏教国の歴史を重ねてきたチベットが、今無くなろうと
しています。
私たちは宗教者、仏教者として草の根から声を挙げていかなければなりません。
しかし、私の所属する宗派が、中国の仏教界関係者から抗議を受けて、私はお叱りを受ける可能性が高いでしょう。
このように申し上げるのは、私達と行動を共にしましょうということではないのです。
それぞれの御住職、檀信徒の皆さんが、これをきっかけに自ら考えて戴きたいのです。
オリンピックにあわせて、中国の交流のある寺院に参拝予定の僧侶もいらっしゃるでしょう。
この情勢の中、中国でどんなお話をされるのでしょう。
もしも、宗教者として毅然とした態度で臨めないならば、私たちは、これから、信者さん、檀家さんに、どのようなことを、説いていけるのでしょうか。
私たちにとって、これが宗教者、仏教者であるための最後の機会かも知れません。
書寫山 圓教寺 執事長 大樹 玄承
平成20年4月5日