Date:2008/05/20 13:59
モモの日記様から転載させて頂きました。
私たちが最も案じていたことが、既に行われています。
mixiのFREE TIBETコミュで見つけた書き込みと、チベットの現在の情報です。
以下、転載
カルゼの尼僧さま達が続々と殺傷されている模様!!(涙)
街中にはむごい血痕が。拘束・強制連行されているのは
わかっているだけでも50名以上。
・52名(パン・リナ・タシ・ゲペル・リン尼僧院)
・4名(ガンデン・チェリン尼僧院)
……しかも、当局は軍人だけで「やらせ映画」を撮影し、
チベット人の僧侶・尼僧が暴力を振るっている(!!!)シーンをでっちあげ、
「ドキュメンタリー」と称して世界にばらまくつもりらしい。
国際社会はだまされないと思うけど、
中国国内の皆さんも、これ以上だまされないで欲しい!!!
**************************
http://www.stoptibetcrisis.net/pr150508.html
チベット連帯委員会
緊急リリース 2008年5月15日
確認された報告によると、昨日(2008年5月14日)の現地時刻午後5時頃、
カルゼ郡スンゴ区にあるパン・リナ・タシ・ゲペル・リン尼僧院の約60名の尼僧達が、カルゼ郡中心部(郡役所周辺?)にて厳しい警備体制が敷かれているにも関わらず、抗議集会を行った。尼僧達はスローガンを叫びながら、「チベットの独立」と「ダライ・ラマ法王の帰還」を求めた。
抗議に続いて、治安部隊が52名の尼僧を逮捕した。 尼僧達に激しい暴力が加えられたことは、その場所に残されたむごたらしい血みどろの痕跡から明らかだ。
今回の抗議行動は、中国当局がパン・リナ・タシ・ゲペル・リン尼僧院で
「愛国教育」運動を無理強いした結果である。尼僧達は無理やりにダライ・
ラマ法王を非難するよう強制され、昨今のチベットにおける騒乱は法王の
指示によるものであると主張する声明文に署名するよう無理強いされていた。
尼僧達がこの声明文書への署名を明らかに拒んだため、怒った当局は愛国
運動をさらに強化したが、その結果が今回の尼僧達による抗議行動へと
つながった。
似たような抗議行動が、同日午後4時頃、同じくカルゼ郡にあるガンデン・
チェリン尼僧院の尼僧達のグループによって行われている。
1) イシ・チェツォ、2) ギャルガ・ラモ、3) デヤン、4) チェツォ の四名が、
治安部隊によってすぐに逮捕された。
本日5月15日、カルゼ郡の状況は大規模な機動隊の派遣部隊が配備され、
緊迫感が漂っている。地元住民の移動は厳しく制限されている。店舗や
その他の施設はすべて閉じられている。カルゼ郡では2008年4月11-14日に
かけて抗議行動が続発していたことについて、チベット連帯委員会も
以前のリリースでお伝えしてきた通りである。
もう一つの懸念すべき事態の進捗は、中国政府当局が撮影していると
伝えられている「ドキュメンタリー」についてである。その映像では、
チベット人による抗議活動を鎮圧している中国治安部隊に対して、チベットの
僧侶や尼僧達があたかも暴力的な手段で抵抗しているかのように映し出されて
いる。その映像の撮影は、カルゼ寺院付近の古い飛行場で数日前から
行われており、主に治安隊員や軍人のみによって演じられている。
中国政府はこの「やらせのドキュメンタリー」によって、当局や治安部隊は
チベット側の暴力的な攻撃に対抗するためやむなく武力を使っているかの
ごとく、国際社会に訴えようとしていることが疑われている。
現在も続いているチベット域内における危機的な状況を鑑み、私達は
国連および国際社会・国際機関に対して、次の点を大至急要請する。
1. チベット域内に、独立した国際事実調査使節団を大至急派遣すること
2. 中華人民共和国政府に対して、自由な報道機関がチベット全域に無制限に
アクセスできる許可を出すよう、圧力をかけること
3. 中華人民共和国政府に、チベット全域における残虐な殺戮をやめるよう、
圧力をかけること
4. 逮捕・投獄されているすべてのチベット人を即刻釈放すること
5. 怪我をしたチベット人達に大至急、医療を施すこと
6. 人々に自由な移動を許可し、日常必需品が手に入るようにすること
チベット連帯委員会
4月25日付けで、
チベット本土での逮捕者リストが518名まで完成されました。
今後もまだまだ増えます。
すでに拷問によって死亡した方もいます。
http://www.tchrd.org/
*左側の「Provisional List」
Provisional list of Tibetan arrestees -
Updated on 25 April 2008 [MS WORD Doc - 512 KB]
のワードドキュメントをダウンロードしてください。
2008年4月7日、動乱勃発後、チベット自治区、甘南省での中国当局のアレンジによるチベット内の外国人記者団ツアー中に、記者団に対してにて涙ながらの抗議をした僧侶2人の行方が判らなくなっているのが、確認されました。http://www.tchrd.org/press/2008/pr20080509b.html
Daysさんのブログより>
http://www.mobileplace.org/dias
Situation Extremely Tense
マルカムのWoeser寺
12日に発生した地震の震源地、阿覇(アバ)チベット族チャン族自治州のことをカム東部と書いたが、チベットの人たちは汶川一帯を「ギャロン」(中国の谷)と呼ぶようだ。地震発生から2日以上経って、人民解放軍の先遣隊がきのうようやく汶川に入り、音信不通だった人口3万人の町が予想以上の被害を受けていることがわかった。
汶川ですらそんな様子なので、それよりもっと西のチベット人が多く住む馬尓康、紅原、阿覇など自治州の各地がどうなっているのかはまったくニュースが入ってこない。新華網は被災地の悲惨な状況と、中国各地からの支援、勇ましい救援ボランティアの記事を交互に流している。まるでチベットでは何も起きていないかのように。そう、チベットでは何も起きていないことを私は期待している。
現実はたぶんそうではない。阿覇のキルティゴンパ(同じ州だが震源から300キロ以上離れている)ではラサでのデモ鎮圧の直後から抗議行動が始まって僧侶が治安部隊に撃たれて殺され、また多数の逮捕者と抗議の焼死者が出ている。地震の被害もあったと伝えられる甘粛省南部の夏河にある名刹ラプラン寺では、数千人の治安部隊が寺を完全包囲して緊張が高まっているようだ。
チベット自治区東部のマルカムでは地震発生の12日にも僧侶が逮捕されている。こうした場所の最新の情報がどうしても気になる。以下、TCHRDから。
サンチュ(夏河)郡のラブラン寺の状況は緊迫している。数千人の武警と公安当局がラプラン寺を完全に包囲し、数百人の僧侶が逮捕されたことがTCHRDによって確認された。
5月7日、武警と公安当局(5000人と推定される)がラブラン寺を包囲、突然の一斉検挙を始めた。約140人の僧侶が逮捕され、収容所に連行された模様。その翌日、多数の僧侶による逮捕に対する抗議が起きた。当局はこの抗議行動がエスカレートすることを避けるために、連行された僧侶のうち一部を釈放。その後も抗議行動が続いた結果、11人が釈放された。
武警はその後追加部隊を投入して警戒に当たっているが、残る7人の僧侶の解放を求めて、まだ多数の僧侶が抗議行動を続けている。当局は7人の解放を完全に拒否し、抗議行動に対して警告を発している。
勇気ある僧の蒸発4月7日、サンチュ(夏河)郡を訪れた外国人記者団に対して勇気ある告発を行った僧侶2人、ThabkheyとTsundueの行方が判らなくなっている。彼らの挑戦的な行動が政府をおとしめることになったため、秘密裏に連行されたのではないかと、地元のチベット人たちは不安を隠し切れない。家族らが地元公安局に届け出たが、当局では2人を関知していないと伝え、依然として消息がわかっていない。(5月9日)
4月以来、中国当局による「愛国再教育」運動がチベット自治区マルカム(芒康)県Garthog郷のWoeser寺院とKhenpa Lungpa寺院で実施されていた。
情報筋によると、4月10日、中国の工作単位が寺院に入り込み、激しく厳しい「愛国再教育」運動を開始し、僧侶たちと中国当局とが神経をすり減らして対立することになった。当局の圧力にも関わらず、僧侶たちは書類に署名をしなかったし、ダライ・ラマを批判する論文も書かなかった。
僧の断固とした拒絶に対し、中国政府は逮捕を始めた。5月12日に、Khenpa Lungpa Monasteryの10人の僧侶たちが逮捕された。 また、同様に、2008年5月13日に、Woeser Monasteryの6人の僧が逮捕された。 ほかチベット人2人も5月14日逮捕された。
TCHRDはチベット人に対する不当逮捕を深刻に憂慮する。中国当局はすぐに「愛国再教育」運動をやめ、チベットに住むチベットの人々の文化と宗教的感情を尊重するように求める。
18人の逮捕者の氏名は以下のとおり。
Ngawang Tenzin, age 40, Woeser Monastery
Tenphel, age 19, Woeser Monastery
Rigyang , age 21, Woeser Monastery
Choegyal , age 23, Woeser Monastery
Lobsang Gyatso, age 19, Woeser Monastery
Tsangpa , age 17, Woeser Monastery
Lodoe , age 15, Khenpa Lungpa Monastery
Namgyal , age 18, Khenpa Lungpa Monastery
Butuk , age 13, Khenpa Lungpa Monastery
Jamyang Lodoe , age 15, Khenpa Lungpa Monastery
Tsepak Namgyal, age 15, Khenpa Lungpa Monastery
Kalsang Tashi, age 17, Khenpa Lungpa Monastery
Jandup , age 21, Khenpa Lungpa Monastery
Wangchuk , age 22, Khenpa Lungpa Monastery
Tenpa Gyaltsen, age 26, Khenpa Lungpa Monastery
Passang Tashi , age 3o, Khenpa Lungpa Monastery
Dhargye Garwatsang, age 19(一般人)
Kunchok Tenzin, age 21(一般人)
(5月15日)
逮捕された僧侶たちの年齢を見てほしい。
これが地震の救助活動の裏で行われていることです。
誰もが危惧していたことでした。
地震発生以来、日本のマスコミはチベット人居住区の情報を流しません。
隠蔽されているということもあるでしょう。
だからこそ海外の緊急支援隊受け入れを拒否した。
やっと受け入れたかと思えば、少数編成のロシアと日本の救援隊。
ロシアは中国擁護、日本と言えば親日国。どうにでもなりましょう。
チベット支援者は「チベット人も漢人と等しく救助されて欲しい」と願っていた。
しかし現実は、私たちの願いを裏切るものでした。
地震の混乱に乗じて、更に弾圧が厳しくなっています。
外国人記者に涙ながらに訴えた僧侶の姿を思い出します。
僧侶はどこへ連れ去られたのでしょうか。
捏造ドキュメンタリー映画で、ジェノサイド正当化を世界に発信。
使い古された中国のお家芸です。
今さら誰かが騙されると思っているのでしょうか。
沢山の僧侶が連行され、今も拷問を耐えている。
私達は決して風化させません。
中国が描いたシナリオ通りにはさせません。
PR
この記事に対するコメント
無題
まさか、です。最悪のまさか。
まさかの後に続く言葉は、まさか、ここまで卑劣なことはしないだろう、、
日本も、ロシアと共に、中国の肩を持つ形。
中国側のロビー活動は、全世界規模で根を張り、食い込んでいる。
国連も、常任理事国にはジェノサイドで糾弾しないでしょうし、これまで、国連も大規模な人権侵害にはなにもできていない。
せめてこの実体が世に広まればいいのですが、日本のマスコミはあまりに消極的。誰も知らないから、やりたい放題。
許せない、、まったくおっしゃる通りです。
無題
まさか、と思っていたのですけど本当に起こってしまったのですね・・・
許せない。