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中国・四川大地震:放射性物質15個未回収 中国政府、詳細明かさず

中国・四川大地震:放射性物質15個未回収 中国政府、詳細明かさず 毎日新聞 2008年5月24日 東京朝刊

 【北京・鈴木玲子】中国環境保護省は23日、四川大地震で放射性物質50個が倒壊した施設の下敷きになるなどし、うち15個が回収されていないことを明らかにした。所在地は特定され、放射能漏れの恐れはないと強調したが、放射性物質の種類や施設の場所などは明らかにしなかった。

 未回収の15個のうち3個はがれきに埋まり、残る12個は危険な場所にあるため、回収できないという。被災地には核兵器関連施設や核燃料生産施設があるとみられ、地震による放射能漏れなどが懸念されている。

 環境保護省はまた、12日の地震で倒壊した四川省什〓(じゅうほう)市の化学工場2カ所から液体アンモニア80トン以上と硫酸が漏れ出し、住民6000人以上が避難する騒ぎがあったことも明らかにした。四川省綿竹市の化学工場でも地震発生直後に猛毒の黄リンに引火、14日まで燃え続けたという。環境保護省は「環境への影響はない」としている。

 一方、新華社通信によると中国軍は23日までに、綿竹市の土砂崩れで川がせき止められてできた地震湖を爆破、排水に成功した。地震湖は四川省だけで34カ所あり、北川(ほくせん)県では最大の地震湖が決壊する恐れが強まり、同日午後までに付近の住民約1万人が避難した。堤防に亀裂が入るなど危険なダムも1803カ所ある。

 中国政府によると、地震による死者は23日正午(日本時間午後1時)現在5万5740人、行方不明者は2万4960人。

 日本の国際緊急援助隊医療チーム(田尻和宏団長、23人)はこの日、四川大学華西病院(成都市)で2日目の支援活動に取り組んだ。緊急外来と集中治療室、透析に人員配置したほか、華西第2病院にも隊員を派遣した。

毎日新聞 2008年5月24日 東京朝刊


放射能‥。ダム、、公共施設の手抜き工事。

現地の情報が少ない、少なすぎる。チベットのこともまったく伝わらない。

オリンピック前、絶対に外に出さないでしょう。
チェルノブイリのときは、公表が遅れたから被害が拡大した。

中国は、鳥インフルエンザも隠匿しました。

オリンピックは金のなる木、どうしても隠したいですよね。
どうなってるのでしょう。
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