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チベット旅行解禁 厳戒継続で『秩序』

チベット旅行解禁 厳戒継続で『秩序』

2008年6月26日 朝刊 東京新聞

 【北京=池田実】中国国営の新華社通信によると、チベット自治区政府は二十五日、外国人観光客による同自治区への旅行を約三カ月ぶりに解禁した。地元当局者は、社会秩序の回復を強調するが、五輪開催を前にチベット問題は再燃しつつあり、厳戒態勢は当面続くことになりそうだ。

 解禁を受けて、同日夜にはスウェーデン人観光客が、二十九日にはシンガポール人四人がラサに入る予定。ただ、チベット旅行を申し込んだ外国人観光客によると、旅行会社はラサ以外の旅行を認めず、事実上の監視役となるガイドや車を付けなければラサ入りも認めない状況だ。

 また、外国人記者のチベット入りについても、同自治区政府は本紙の取材に「分からない」「知らない」と繰り返すばかりで、実質的に認めない事態となっている。

 同自治区観光局幹部は、今回の解禁に関連して、二十一日にラサで北京五輪の聖火リレーが行われ、「チベットの社会情勢の安定ぶりが一層証明された」と強調する。

 しかし、ラサでの聖火リレーは厳重警備の中で行われたうえ、ネパールやインドではチベット人のデモが続いている。香港の中国人権民主化運動情報センターによると、青海省のダライ・ラマ十四世の生地周辺にはここ数日、数千人のチベット人が集結。このため、生地付近を通る予定だった聖火リレーのルートを当局側が二十四日に突然変更した、としている。

 チベットへの旅行は、チベット暴動が発生した三月中旬、中国当局が「安全面を考慮」し、停止した。その後、四月二十三日に中国人に限ってチベット入りが解禁され、これまでに百六十グループが旅行している。
チベット僧侶暴動後初来日 中国が許可

 中国チベット自治区への観光が再開された二十五日、同自治区ラサと近郊ガンデンのチベット人僧侶三人が布教活動のため上海から中部国際空港に到着。名古屋市守山区のチベット仏教寺院「強巴林(チャンバリン)」へ入った。僧侶らによると、三月の暴動以降、ラサなどのチベット人僧侶が国外渡航を許されたのは初めて。三人は三カ月の滞在予定という。  (名古屋社会部・弓削雅人)



観光に監視がつきます。
その観光が、解禁された。ということは
現地で、口止めする自信があるってことですね。

‥。
バッチの件、日本政府は抗議したの?
思想の弾圧に、なにも文句言わないから

中国は、弾圧を『許された』とますます勘違いする。
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