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四川省大地震 募金活動

四川省大地震 募金活動2008.5.20ダライ・ラマ法王日本代表事務所

5月12日に中国四川省を襲った大地震により、多くの人々が亡くなり、
さらに多くの負傷者がでて甚大な被害があったことを知り、衝撃を受けています。
中国のこの国家的な惨事に際して、わたしたちは、兄弟姉妹である中国の人々に思いを馳せ、
この衝撃と困難からできるだけ早く回復できるよう祈ります。

インドのダラムサラの中心的な寺院で、ダライ・ラマ法王をはじめ、
多くの僧侶と一般チベット人がこの地震で突然の死を迎えた人々のために、
特別な法要も行っております

震源地であるアバ地区のチベット人の現状に関する情報は殆どありませんが、
今なお避難所生活を余儀なくせられている方々も大勢いらっしゃいます。
私たちに何かできることはないかと、緊急支援のための募金活動を始めました。
皆様からお寄せいただいた募金をインド北部のダラムサラにあるチベット中央行政府
(Central Tibetan Administration, H.P India)の指導下、中国関係者に贈呈いたします。
これに関する詳しい内容は後日ご報告いたします。
募金活動概要は下記の通りでございます。


皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。

募集期間:2008年5月20日~7月31日
振込み先:三菱東京UFJ銀行 新宿通支店 (店番 050)
口座種類:普通預金
口座番号:0001674
口座名義:四川省地震募金


宜しくお願い致しますm(_ _)m
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チベットの影薄まる 「神の助け」と五輪関係者

チベットの影薄まる 「神の助け」と五輪関係者中国新聞ニュース2008.5.18

 中国・四川大地震が発生した十二日夜、北京五輪のリスク評価担当チームの関係者は「言い方は悪いが、これは神の助けかもしれない」とつぶやいた五輪関係者の間では、大地震がチベット問題の影を薄め、国際社会との溝を埋める役割を果たすとの期待が出ている。

 発生翌日の十三日朝、福建省竜岩で予定通り聖火リレーが実施されると、国内のインターネット上で「われわれ中国人に良心はないのか」といった非難が続出。その後はリレーと並行して募金活動などが行われるようになり、今や聖火リレーは「被災者との連帯」がテーマだ。

 人権やチベット問題への批判から「反中国」の象徴となった聖火リレー。中国では国際社会の非難に対する反発から「団結」の声が強まり、それに比例して排外感情が高まった。しかし、大地震による中国人の「一体感」にはそうした危険要素はない。

 一九九五年一月の阪神大震災では、二カ月後に被災地兵庫県西宮市の甲子園球場で選抜高校野球大会が開かれた。一時は開催すら危ぶまれたが、外野フェンスに「復興・勇気・希望」の文字を書き開会式を行った。

 北京五輪でも「批判集中」から「メッセージ発信」という「攻守交代」が起きるかもしれない。もちろん、チベット問題には依然として国際社会が大きな関心を払い続けている。中国側に政治的意図が見えすぎると、新たな批判につながりかねない。(北京、共同=松村圭)


「中国側に政治的な意図が見え過ぎると」…もう見え見えなんですけど。

地震のどさくさに紛れ弾圧を強める中国
何が被災者との連帯だ。大多数の同族までも見殺しにしておいて、
「神の助け」があると思わないで欲しい。
五輪関係者のこの声こそが、批判の火に油を注ぐだろう。
聖火もまた地獄の業火となる。

一体この時代を何だと思っているのだろう。
数時間の間には情報が世界を駆け巡る今、中国の使い古した手が
いつまで通用すると思っているのか。

人民は騙せても、国際社会を騙すのは無理です。




中国四姑娘山自然保護区管理局 大川様からの状況報告

つれづれモノ申 りぃん様から転載です。

TSNJ MLより、四川省の震源にほど近いギャロンという地からの状況報告です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これよりMLからの転載文

カム(東チベット)の中でも独特の文化を保持するギャロンの状況が昨日(5月16日)メールで届きましたので以下に転載します。

ギャロンは、何かと話題の臥龍パンダ保護センターから巴郎山口(峠)を超えたところにあり、
四姑娘山や石積みの楼や美人谷で有名になりつつある地域です。
http://tibet.cocolog-nifty.com/blog_tibet/2004/12/post_6.html

ギャロンは古くは東女国として栄えていた地域で、言語も、カム語ともラサ語とも異なり独自の文化を保っています。
東女国の頃から信仰の対象とされてきたギェルモロン
(=ギャロン・メルト)山は今も信仰登山の対象です。

メール発信者の大川さんは、現地の自然と人に惚れ込み、
四姑娘山の登山口となる日隆に住み、持続可能な自然観光開発に尽力されています。

なお、文中にある「文川」は今回の地震の震源地のことで、
正しくは「三水ヘン+文」+川です。
また、写真はMLには添付できないため以下にアップ
しています。
http://photos.yahoo.co.jp/bonno107 の「ギャロン」
アルバムをご覧下さい。


<以下転載です>

中国四姑娘山自然保護区管理局の大川健三です。

四姑娘山では停電が続きE-mailを使えないため、
雨が上がって道路の落石が治まった昨日、
50km下流に在る小金の町に出て来ました。

当地の状況を判る範囲でお知らせします。
なお情報源と状況解釈に偏りがあるかも知れませんので、
取り扱いにご注意下さい。

また新しく出来た水力発電用ダムについては
震源地の場所を説明しているだけで、
地震の原因に結び付けている訳では有りませんのでご理解下さい。

1.地震の状況

 (1)震源地5月12日14:30過ぎ、岷江下流に新しく
  出来た大きな水力発電用ダムの周辺(文川県南部)を
  震源地にして大きな地震が起き、震源地周辺は強い
  揺れに拠る建物崩壊と山崩れで全滅状態になりました。
  また岷江流域で震源地南側の都江堰市や北側の
  白川地方等でも大きな被害が出ました。
  この状況についてはテレビで詳しく報じられています。

  震源地は文川県南部の映秀(臥龍と四姑娘山への分岐点)
  ~都江堰市の間に当たり、ダム建設による岷江の
  水位上昇に合わせて道路が作り直されトンネルも
  3つ掘られた場所です。

  同時にこの道路に連接する新しい道路や他のトンネルも
  震源地付近で建設が続けられています。
  今回の地震では前述の3つのトンネルの内の一つと
  映秀に掛かる橋が崩壊したと伝えられていますが、
  建設中の部分の被害については不明です。

  道路の復旧にはこれらの修復は勿論、崩壊してない
  区間の内部破壊や設計安全係数や施工品質の検査が
  必要なため、復旧作業は長期化しそうに思われます。

 (2)四姑娘山の日隆は岷江西側の分水嶺で隔てられた
  震源地の西側60km位に位置しています。震源地が
  四姑娘山を挟んで隣接しているため日隆では大きな
  揺れが有り、石積み民家が半壊したり壁や石垣が
  崩れましたが死傷者は出ませんでした。

  また長坪溝や双橋溝の奥では氷河が崩れ雪崩や岩崩れが
  起き、川沿いや山の斜面では所々で小規模な地割れも
  起きました。

  しかし海子溝や長坪溝の本道では大きな被害が
  無いです。一方、枝谷では岩崩れで道が塞がったり
  唐松林が岩崩れでなぎ倒されたりしています。
  犀牛海子への道で土砂崩れが発生している可能性が
  有りますが問題なく通れるでしょう。

  羊満台のモレーン下で岩崩れが発生していると
  通れなくなる場合が有りますので、余震が治まった
  時点で調査する事にしています。

  双橋溝の道路は落石のために一部区間が不通になり
  ましたが、近日中に開通するそうです。

  日隆の発電所は地震で壊れ修理に膨大が費用が
  掛かるため復旧に日数が掛かるそうで、臥龍経由で
  供給されていた文川県の電力も絶たれているため、
  長期間電気の無い生活が強いらるかも知れません。

  地震の後、日隆では雨が降ったり止んだりして更に
  地盤が緩み、時々大きな岩が落ちて来て谷間にこだま
  していましたが、15日になって晴れ落石は治まり
  ました。

  当地の歴史書に拠ると、日隆では18世紀中期の
  金川戦役以後100数10年ぶりの大きな地震で誰も
  経験した事が無く、多くの村人が強い恐怖を感じて
  います。

 (3)四姑娘山の周辺 
  ①巴郎山の崖崩れや落石は小規模で短期間に復旧する
   そうですが、震源地に近い臥龍の区間で修理中の
   道路や橋の被害が深刻なようで電話も未だ繋がり
   ません。
  ②夾金山の崖崩れや落石も小規模で短期間で復旧する
   そうです。
  ③日隆から小金へ行く途中30km位の場所で地盤が弱い
   急な崖が続いていて、この周辺で落石や崖崩れが
   集中して起きました。
 
   地震が起きた時、折り悪く私は小型バンに乗って
   この場所を通っていて子供の頭位の大きさの落石の
   一つに直撃されましたが、運良く助手席の窓と
   その後ろの窓の間のフレームに当り怪我せずに
   済みました。

   しかしこの時、近辺で2人の村人が落石のために
   亡くなったそうで、他の場所でも落石による死傷者が
   少し出たそうです。

   なおこの落石や崖崩れは数が多かったものの一つ
   一つの規模が小さかったため、その日の内に道路は
   復旧しました。

   今私が居る小金の町は日隆の東側50km位に有り、
   殆ど被害は出ていません。

  ④小金よりも更に東側50km位に位置する丹巴県では
   山上の一部の民家で被害が少し有った程度です。
   大渡河沿いの急な崖が続く道路では落石や崖崩れが
   起きましたが、殆ど復旧しています。

  (4)余震
  新しく出来た大きなダム周辺で起きた地震のため、
  ダムの水が断層に浸透し続けているらしく、日隆では
  小さいながらも未だに毎日数回の体感できる余震が
  続いています。

2.長坪村の被害と生活状況  
  
  半壊したり壁や石垣が崩れた民家の被害は地盤が弱い
  長坪村に集中しています。
  それも殆ど2階部分で、昔ながらの建築方法に弱さの
  問題が有るようです。
  つまり、1階は壁厚60cm位で丁寧に石を積みますが、
  2階は厚さが減り石の積み方が雑になる傾向が有り
  ます。
  更に石を泥と小石で固めながら積んでいるため、
  大きく揺れた時に家の四隅に集中する応力に耐えられ
  ないようです。
  それに対して鉄筋コンクリートの柱を使った家は少し
  ヒビが入った程度の被害で済んでいます。
  現在の四姑娘山の民家の建築基準では外壁を石積みに
  する事になっていて鉄筋コンクリートを使い辛いため、
  この建築基準を見直す必要が有りそうです。
  余震が治まらないため日隆、特に長坪村の人は壊れた
  家の整理もままならず、家の外でのテント生活を
  続けています。

  村の人は命が助かった事を喜び表情が比較的明るい
  ですが、一方で家を修理するための資金に苦しんで
  おり、政府の援助を待っています。また学校は休みで
  子供達は家の仕事を手伝っています。電話回線は
  半日位だけ通じています。

  停電が続いておりガソリンも販売中止なので、村に
  1台だけ有る自家用発電機は一部の携帯電話の充電と
  少しだけテレビのニュースを見るためだけに使って
  います。

  ガソリンが無いタクシーが多く、丹巴でガソリンを
  買って来たり特別なコネでガソリンを入手した一部の
  タクシーだけが走っています。そのため料金は2倍に
  なっています。食糧品店も閉まっていますが、
  村の人は小麦粉やジャガイモや乾し肉や漬物等を
  普段からストックしているので今の所困っていません。

  四姑娘山の村人が本気で心配している事は、
  今回の地震のために観光客が2~3年来なくなって
  10年前の貧しい生活に戻るのではないかという事です。

  村人は今年も多くの人が四姑娘山を訪れてくれるよう
  願っています。

  長坪村の様子を伝える写真を添付しましたので
  ご参照下さい。

  長坪村1:
   地震が起きた翌朝、避難したテント場で不安な表情を
   見せる村人達

  長坪村2:
   壊れた家の傍に建てられた小屋

  長坪村3:
   命が助かったので壊れた家の前で比較的明るい表情を
   見せる父娘と従姉妹達

  長坪村4:
  テレビを外へ持ち出し自家用発電機に繋いでニュースに
  見入る村人達。

付け足しの話ですが、地震のために四姑娘山で孤立した
米国人旅行者2人が成都の米国領事館と連絡を取り、
管理局の車で成都まで送られて行きました。
昨年秋に米国人登山家が甘孜州で遭難した時も当地の政府の
対応は丁寧で、今更ながら彼らが米国人である事を羨ましく
思いました。

3.道路の復旧見込み成都→臥龍ルートは完全に不通で
 復旧に2ヶ月位掛かるそうです。
 開通すれば路線バスで7時間です。

 成都→夾金山ルートも不通ですが、こちらは近日中に
 道路上の落石等を片付けて通れるそうで、それに合わせて
 路線バスも運行を始めるそうです。
 路線バスで10時間です。

 成都→丹巴ルートは大渡河沿いの崖道が落石で数日不通で
 したが、今日から小型車やトラックが通っています。
 路線バスは未だ運行を見合わせています近日中に運行を
 再開するそうです。
 タクシーと路線バスを乗り継いで12時間です。

以上、取り急ぎお知らせします。

<以上引用終わり>

<ご参考>
情報発信者の大川様の活動されている
四姑娘山自然保護区のサイトです。

http://www.sgns.gov.cn/scholaweb/conts-j.htm

↑このURLはリンクが切れています。(どうしたんだろう)

りぃんさん、情報、ありがとうございます。


独開発相:ダライ・ラマと会談 中国の反発など押し切り

独開発相:ダライ・ラマと会談 中国の反発など押し切り
2008.5.20毎日新聞

【ベルリン小谷守彦】ドイツのウィチョレクツォイル経済協力開発相は19日、
欧州歴訪中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世とベルリン市内のホテルで会談した。
会談には在ベルリン中国大使館が先週、独外務省に遺憾の意を伝えていたが、反対をあえて押し切った。
中国政府にチベット問題で軟化を求める狙いとみられる。

 ウィチョレクツォイル開発相は会談後、「私は政府の代表としてダライ・ラマと会談した。
人権問題の当事者と対話することは、ドイツ開発政策の本来的な課題だ」と語った。
中国政府に配慮する慎重派の批判には「策をろうすることは、チベットの人々やダライ・ラマに失礼だ」と反論した。

 会談実現は、昨年9月に首相府にダライ・ラマを迎え、
中国の反発を買ったメルケル首相の意向とみられる。
昨秋以降、中国政府は中独の閣僚級会談を繰り返し拒否する事実上の報復措置を取ったが、
メルケル首相はダライ・ラマとの対話を将来も続けると明言していた。

 ダライ・ラマは19日夕には、
ドイツのチベット支援団体がベルリンで開催した2万5000人(主催者発表)の大集会に参加。
ブランデンブルク門前の大通りを埋め尽くした支援者に非暴力によるチベット平和の実現を訴えた。


 勇気ある決断を下されたウィチョレクツォイル開発相に敬意を表します。

 朱字の言葉は、日本政府にこそ言ってやりたい。
災害支援は人道的見地から当然行われるべきもの。
しかし中国はこの機に乗じてチベット問題を有耶無耶にしようとしてる。
これは中国に限ったことではない。日本はどうだろう。
マスコミが一斉に「中国の悲劇」を報じる。

国際社会で大問題となったチベット人権問題の取り扱いはどうであったか。
この差は何だ。
ここに何らかの意図を感じるのは私だけではないでしょう。

入国を受け入れられた日本にできることはないのか。
(医療救援隊が派遣されます)
日本だけが、チベット人被災者に手を差し伸べることができるはず。
受け入れを拒否された国際社会はこれを期待していると思う。

しかし。。。現在の日本政府は、この期待に答えないだろう。

地震後のチベットを日本政府に、国際社会に知って頂きたい。

中国の本質が白日のもとに曝された今
中国の隠ぺいや捏造を信じる者は誰ひとりいないだろう。


地震の直後にチベットで行われていること

モモの日記様から転載させて頂きました。

私たちが最も案じていたことが、既に行われています。

mixiのFREE TIBETコミュで見つけた書き込みと、チベットの現在の情報です。


以下、転載



カルゼの尼僧さま達が続々と殺傷されている模様!!(涙)

街中にはむごい血痕が。拘束・強制連行されているのは
わかっているだけでも50名以上。

・52名(パン・リナ・タシ・ゲペル・リン尼僧院)
・4名(ガンデン・チェリン尼僧院)


……しかも、当局は軍人だけで「やらせ映画」を撮影し、
チベット人の僧侶・尼僧が暴力を振るっている(!!!)シーンをでっちあげ、
「ドキュメンタリー」と称して世界にばらまくつもりらしい。


国際社会はだまされないと思うけど、
中国国内の皆さんも、これ以上だまされないで欲しい!!!


**************************
http://www.stoptibetcrisis.net/pr150508.html

チベット連帯委員会
緊急リリース 2008年5月15日

確認された報告によると、昨日(2008年5月14日)の現地時刻午後5時頃、
カルゼ郡スンゴ区にあるパン・リナ・タシ・ゲペル・リン尼僧院の約60名の尼僧達が、カルゼ郡中心部(郡役所周辺?)にて厳しい警備体制が敷かれているにも関わらず、抗議集会を行った。尼僧達はスローガンを叫びながら、「チベットの独立」と「ダライ・ラマ法王の帰還」を求めた。

抗議に続いて、治安部隊が52名の尼僧を逮捕した。 尼僧達に激しい暴力が加えられたことは、その場所に残されたむごたらしい血みどろの痕跡から明らかだ。

今回の抗議行動は、中国当局がパン・リナ・タシ・ゲペル・リン尼僧院で
「愛国教育」運動を無理強いした結果である。尼僧達は無理やりにダライ・
ラマ法王を非難するよう強制され、昨今のチベットにおける騒乱は法王の
指示によるものであると主張する声明文に署名するよう無理強いされていた。
尼僧達がこの声明文書への署名を明らかに拒んだため、怒った当局は愛国
運動をさらに強化したが、その結果が今回の尼僧達による抗議行動へと
つながった。

似たような抗議行動が、同日午後4時頃、同じくカルゼ郡にあるガンデン・
チェリン尼僧院の尼僧達のグループによって行われている。
1) イシ・チェツォ、2) ギャルガ・ラモ、3) デヤン、4) チェツォ の四名が、
治安部隊によってすぐに逮捕された。

本日5月15日、カルゼ郡の状況は大規模な機動隊の派遣部隊が配備され、
緊迫感が漂っている。地元住民の移動は厳しく制限されている。店舗や
その他の施設はすべて閉じられている。カルゼ郡では2008年4月11-14日に
かけて抗議行動が続発していたことについて、チベット連帯委員会も
以前のリリースでお伝えしてきた通りである。

もう一つの懸念すべき事態の進捗は、中国政府当局が撮影していると
伝えられている「ドキュメンタリー」についてである。その映像では、
チベット人による抗議活動を鎮圧している中国治安部隊に対して、チベットの
僧侶や尼僧達があたかも暴力的な手段で抵抗しているかのように映し出されて
いる。その映像の撮影は、カルゼ寺院付近の古い飛行場で数日前から
行われており、主に治安隊員や軍人のみによって演じられている。
中国政府はこの「やらせのドキュメンタリー」によって、当局や治安部隊は
チベット側の暴力的な攻撃に対抗するためやむなく武力を使っているかの
ごとく、国際社会に訴えようとしていることが疑われている。

現在も続いているチベット域内における危機的な状況を鑑み、私達は
国連および国際社会・国際機関に対して、次の点を大至急要請する。

1. チベット域内に、独立した国際事実調査使節団を大至急派遣すること
2. 中華人民共和国政府に対して、自由な報道機関がチベット全域に無制限に
アクセスできる許可を出すよう、圧力をかけること
3. 中華人民共和国政府に、チベット全域における残虐な殺戮をやめるよう、
圧力をかけること
4. 逮捕・投獄されているすべてのチベット人を即刻釈放すること
5. 怪我をしたチベット人達に大至急、医療を施すこと
6. 人々に自由な移動を許可し、日常必需品が手に入るようにすること


チベット連帯委員会





4月25日付けで、
チベット本土での逮捕者リストが518名まで完成されました。
今後もまだまだ増えます。
すでに拷問によって死亡した方もいます。

http://www.tchrd.org/

*左側の「Provisional List」
Provisional list of Tibetan arrestees -
Updated on 25 April 2008 [MS WORD Doc - 512 KB]
のワードドキュメントをダウンロードしてください。


2008年4月7日、動乱勃発後、チベット自治区、甘南省での中国当局のアレンジによるチベット内の外国人記者団ツアー中に、記者団に対してにて涙ながらの抗議をした僧侶2人の行方が判らなくなっているのが、確認されました。http://www.tchrd.org/press/2008/pr20080509b.html


Daysさんのブログより>
http://www.mobileplace.org/dias

Situation Extremely Tense
マルカムのWoeser寺

12日に発生した地震の震源地、阿覇(アバ)チベット族チャン族自治州のことをカム東部と書いたが、チベットの人たちは汶川一帯を「ギャロン」(中国の谷)と呼ぶようだ。地震発生から2日以上経って、人民解放軍の先遣隊がきのうようやく汶川に入り、音信不通だった人口3万人の町が予想以上の被害を受けていることがわかった。
汶川ですらそんな様子なので、それよりもっと西のチベット人が多く住む馬尓康、紅原、阿覇など自治州の各地がどうなっているのかはまったくニュースが入ってこない。新華網は被災地の悲惨な状況と、中国各地からの支援、勇ましい救援ボランティアの記事を交互に流している。まるでチベットでは何も起きていないかのように。そう、チベットでは何も起きていないことを私は期待している。

現実はたぶんそうではない。阿覇のキルティゴンパ(同じ州だが震源から300キロ以上離れている)ではラサでのデモ鎮圧の直後から抗議行動が始まって僧侶が治安部隊に撃たれて殺され、また多数の逮捕者と抗議の焼死者が出ている。地震の被害もあったと伝えられる甘粛省南部の夏河にある名刹ラプラン寺では、数千人の治安部隊が寺を完全包囲して緊張が高まっているようだ。
チベット自治区東部のマルカムでは地震発生の12日にも僧侶が逮捕されている。こうした場所の最新の情報がどうしても気になる。以下、TCHRDから。
サンチュ(夏河)郡のラブラン寺の状況は緊迫している。数千人の武警と公安当局がラプラン寺を完全に包囲し、数百人の僧侶が逮捕されたことがTCHRDによって確認された。

5月7日、武警と公安当局(5000人と推定される)がラブラン寺を包囲、突然の一斉検挙を始めた。約140人の僧侶が逮捕され、収容所に連行された模様。その翌日、多数の僧侶による逮捕に対する抗議が起きた。当局はこの抗議行動がエスカレートすることを避けるために、連行された僧侶のうち一部を釈放。その後も抗議行動が続いた結果、11人が釈放された。
武警はその後追加部隊を投入して警戒に当たっているが、残る7人の僧侶の解放を求めて、まだ多数の僧侶が抗議行動を続けている。当局は7人の解放を完全に拒否し、抗議行動に対して警告を発している。

勇気ある僧の蒸発4月7日、サンチュ(夏河)郡を訪れた外国人記者団に対して勇気ある告発を行った僧侶2人、ThabkheyとTsundueの行方が判らなくなっている。彼らの挑戦的な行動が政府をおとしめることになったため、秘密裏に連行されたのではないかと、地元のチベット人たちは不安を隠し切れない。家族らが地元公安局に届け出たが、当局では2人を関知していないと伝え、依然として消息がわかっていない。(5月9日)
4月以来、中国当局による「愛国再教育」運動がチベット自治区マルカム(芒康)県Garthog郷のWoeser寺院とKhenpa Lungpa寺院で実施されていた。
情報筋によると、4月10日、中国の工作単位が寺院に入り込み、激しく厳しい「愛国再教育」運動を開始し、僧侶たちと中国当局とが神経をすり減らして対立することになった。当局の圧力にも関わらず、僧侶たちは書類に署名をしなかったし、ダライ・ラマを批判する論文も書かなかった。

僧の断固とした拒絶に対し、中国政府は逮捕を始めた。5月12日に、Khenpa Lungpa Monasteryの10人の僧侶たちが逮捕された。 また、同様に、2008年5月13日に、Woeser Monasteryの6人の僧が逮捕された。 ほかチベット人2人も5月14日逮捕された。

TCHRDはチベット人に対する不当逮捕を深刻に憂慮する。中国当局はすぐに「愛国再教育」運動をやめ、チベットに住むチベットの人々の文化と宗教的感情を尊重するように求める。

18人の逮捕者の氏名は以下のとおり。
Ngawang Tenzin, age 40, Woeser Monastery
Tenphel, age 19, Woeser Monastery
Rigyang , age 21, Woeser Monastery
Choegyal , age 23, Woeser Monastery
Lobsang Gyatso, age 19, Woeser Monastery
Tsangpa , age 17, Woeser Monastery
Lodoe , age 15, Khenpa Lungpa Monastery
Namgyal , age 18, Khenpa Lungpa Monastery
Butuk , age 13, Khenpa Lungpa Monastery
Jamyang Lodoe , age 15, Khenpa Lungpa Monastery
Tsepak Namgyal, age 15, Khenpa Lungpa Monastery
Kalsang Tashi, age 17, Khenpa Lungpa Monastery
Jandup , age 21, Khenpa Lungpa Monastery
Wangchuk , age 22, Khenpa Lungpa Monastery
Tenpa Gyaltsen, age 26, Khenpa Lungpa Monastery
Passang Tashi , age 3o, Khenpa Lungpa Monastery
Dhargye Garwatsang, age 19(一般人)
Kunchok Tenzin, age 21(一般人)
(5月15日)
逮捕された僧侶たちの年齢を見てほしい。

これが地震の救助活動の裏で行われていることです。


誰もが危惧していたことでした。
地震発生以来、日本のマスコミはチベット人居住区の情報を流しません。
隠蔽されているということもあるでしょう。

だからこそ海外の緊急支援隊受け入れを拒否した。
やっと受け入れたかと思えば、少数編成のロシアと日本の救援隊。
ロシアは中国擁護、日本と言えば親日国。どうにでもなりましょう。

チベット支援者は「チベット人も漢人と等しく救助されて欲しい」と願っていた。

しかし現実は、私たちの願いを裏切るものでした。
地震の混乱に乗じて、更に弾圧が厳しくなっています。
外国人記者に涙ながらに訴えた僧侶の姿を思い出します。
僧侶はどこへ連れ去られたのでしょうか。

捏造ドキュメンタリー映画で、ジェノサイド正当化を世界に発信。
使い古された中国のお家芸です。
今さら誰かが騙されると思っているのでしょうか。

沢山の僧侶が連行され、今も拷問を耐えている。

私達は決して風化させません。
中国が描いたシナリオ通りにはさせません。


5.20 日本の報道を考える

アンケートにご協力ください。

チベット人被災者や、チベット人居住地域(震源地より西側)の情報が全く入ってきません。

私たちにできることのひとつとして、マスコミ関係への抗議を考えています。是非、皆さまのご意見をお聞かせください。

5.20Tibet報道1


5.20Tibet報道2 チベット被災者の現状



5.20報道3 抗議の必要性


日本、また利用された


御協力、ありがとうございました。


50人のチベット展

「50人のチベット」展に来てください!のお願い

リンクプロジェクトの参加者、Miwa's bicycle trip around Tibet & India 三輪一元さん と、
チベットに触れた50人の思いが形になりました。

50人のチベット展

『50人のチベット』展
  --チベットって、知っていますか?--


【テーマ】

「チベット」という言葉がこんなに語られる時はないのかもしれません。
けれどもチベットのことを本当に知っている方がどれだけいるでしょう。
報道には現れない本当のチベットの姿を伝えたい。
ふと、かつてチベットを旅したわたしたちは思いました。
チベットの風に吹かれ、その大地にふれた50人それぞれにチベットの光輝く一瞬を写真や絵に表現してもらいました。
ご覧になった方ひとりひとりが何を思うかは自由です。
50人の心に咲いたチベットの花を、ぜひ感じ、ふれていただけたら嬉しいです。

チベットや世界の人々が平和に生きられますように。
わたしたちの世界や心が平和でありますように。


【主催者】
「チベット大好き」の会
 世代も仕事も住んでいるところも様々、でもチベットが好きで好きでたまらない人たちがこの展覧会に集まりました。
 <連絡先>
   kazumotomiwa@hotmail.com


【日時】
6月7日(土)11:00~19:00
6月8日(日)9:00~18:00


【場所】
泉の森会館 
 所在地:東京都狛江市元和泉1-8-12 小田急線狛江駅北口1分
 TEL:03-5497-5444
 URL:http://www3.ocn.ne.jp/~izumi/


【入場料】
全て無料


【展示内容】
<両日・2F>○終日 写真・絵画展
<土曜・2F>○11:00 チベットの抗議活動で亡くなった方々の冥福を祈る法要
       ○12:00 チベット横断チャリダーの旅を語ろう茶館 (随時入退場可)
<日曜・3F>○13:30 映画「チベットチベット」上映会
       ○15:30 講演会 クンチョック・シタル氏(チベット仏教普及協会ポタラカレッジ)
       ○16:30 チベット音楽コンサート(予定)
 
※満員の際は入場制限をさせていただきます。ご了承下さい。(3Fホール最大100名)


私は遠方のため残念ながら出席できませんが、お近くの方は是非お出かけください。
チベットをより深く知る手がかりになるでしょう。

このブログでご紹介できることを、嬉しく思います。


胡錦濤主席、震災救援の最前線を視察

胡錦濤主席、震災救援の最前線を視察 2008.5.18中国通信


中国中央人民ラジオ局記者によると、胡錦濤主席は17日午前中、震災救援の最前線を視察した。中国網(チャイナネット)日本語版が伝えた。

胡錦濤主席は救援活動を行っている兵士たちを見舞い、「一層努力して、疲れを恐れず昼夜を通して作業を行い、生き埋めになった被害者を捜索し続けてほしい」と求めた。


7日目に救出された生き埋め生存者は奇跡というべきもの。
生き埋め被災者の生存は今や絶望視されています。

生存率が一気に低下する72時間を過ぎた後、
ようやく人的救援を受け入れた中国TOPの発言に、
空々しいものを感じます。

一見、あたりの良い紳士である胡主席。
その柔和に見える穏やかな笑みの下に
多数を見殺しにする冷酷さが秘められていることを、
全世界が看破しています。

「チベット人を手厚く保護する様子を」世界に宣伝する狙いがあった政府。
しかし結局のところ、中国共産党 政権維持のためには
チベット人は元より、同族の漢人を見殺しにしました。

また電解アルミニウム工場を視察した胡錦濤は、「救援活動は必ず各町村まで行き届かなければならない。陸路がだめなら水路を利用し、もしどちらもだめな場合は歩いて各町村まで行ってほしい。軍隊と民衆は協力しあい、団結して心を一つにしてこそ、私たちの救援活動はより速く順調に展開できる」と語った。


いえいえ、もっと早期にアメリカの全天候型軍用ヘリを要請すれば、
多くの生命が救出されたものを。


四川大地震・宣伝工作を重視する共産党

四川大地震・宣伝工作を重視する共産党2008.5.18産経ニュース

中国・四川大地震では、被災状況や救援活動などの情報公開によって内外の同情と支援を集め、国際社会は中国の「変化」として注目している。しかし、胡錦濤(こ・きんとう)国家主席が被災地入りした16日以降、主要メディアの報道は、党と軍を宣伝する「本来の姿」に戻りつつあり、ネット上には批判的書き込みが目立ちだした。(北京 伊藤正)

 党中央が当初から、宣伝工作を重視していたことは、地震発生数時間後の12日夜の政治局常務委員会に続き、宣伝担当の李長春常務委員が震災報道会議を緊急招集したことに表れた。

 会議では、人民日報、新華社、中央テレビ(CCTV)などに現場報道を促す一方、中央、地方の党と政府が救援に全力を挙げていることや、軍、武装警察、公安の身を挺(てい)した被災者救助の感動の場面を宣伝することなどを決定した。

党中央宣伝部は13日午前、主要メディア指導者との全国テレビ会議を開き、震災報道を大きく扱い、社会の世論を正しく導き、大衆を震災救援活動に動員するよう指示。「どこかに困難があれば、八方が支援する」社会主義の協力精神を発揮させよ、と。

 地震当日から始まったCCTVの24時間生放送は、被災の惨状と懸命の救助活動を生々しく伝え、全国に同情の嵐を呼び、空前の支援活動が起こった。それは人命を救えとの自然発生的な行動であり、主義、主張とは無縁だった。

 地震直後、現地に向かった温家宝首相は、絶望的な状況の中で、被災民を見舞ったが、それは1人の人間としての感情を隠さなかったがゆえに、国民の圧倒的共感を呼んだ。CCTVは、温首相の行動を随時伝えたが、重点は現地状況報道だった。

 これが変わるのは、16日に胡錦濤主席が温首相に代わって現地入りしてからだ。CCTVは常に胡主席の動向や演説をトップで扱い、繰り返し報道した。同時に軍などの英雄的な救助活動報道も急増した。主要紙も同様だ。

辛口の書き込みの多いことで知られる人民日報のネット「強国論壇」掲示板では、17日以降、CCTVへの批判が出始めた。「指導者の動静より、被災状況を伝えろ」「おべっかの道具になった」といったものだ

 背景には16日深夜、李長春常務委員が現場報道の中心になったCCTVと新華社を訪問したことがあったという。李氏は両社が中華民族の偉大な精神を鼓舞し、社会主義制度の優越性を発揮する上で、貢献したとしながら、党と人民の負託に応え、政治を重んじ、規律を厳格にし、党、軍の宣伝強化を求めた。

 報道機関は1党独裁の柱は党と軍であることを忘れずに、報道に努めろというわけだ。これが党指導部の総意かどうか分からない。少なくとも胡錦濤、温家宝両氏は、現地視察中、1度も「社会主義」を口にせず、特に胡氏は17日夜、国際的支援への感謝も述べた。

 被災民が求めるのは、一刻も早い救援であり、指導者の慰問や演説ではない。それをテレビ視聴者の多くも感じている。香港紙は、胡氏の視察で救助活動が2時間中断、被災者が怒っているとも報道した。

 大地震は、報道が党と国民のどちらの側にいるか、問うた。CCTVは18日夜、芸能界総出の特別番組を放映し、国民に救援を求めたが、現場の窮状報道を超える効果があるとは思えない。



 朝刊を手に取るたびに、増えていく犠牲者。
毎朝大見出しを見て溜息をつきました。

 この記事にあるように、温主席が果たして「個人的な感情」で
苛立ち憤ったのか…私は懐疑的です。
所詮、温主席の怒声もまた、パフォーマンスであっただろうと考えています。

 そして胡主席が現地入りした直後から、国威発揚、党への求心力を煽る報道で
中国が染め上げられる。

 緊急事態のときにこそ、その国の体制が良く分かる。
中国政府がどのように糊塗しようとも、この政府の人命軽視を
世界と日本が、そして皆さんが、しっかりと見届けましょう。

軍や政府というものは、国民があってこそ。
ところが中国共産党は違います。政府や軍のために人民が存在する国です。

案ぜられるのは、チベット人、少数民族の被災者たちです。

この一連の動きを見て、私は確信しました。

政府は積極的に、彼らを見殺しにしたのだと思います。




日本の緊急援助隊は煙たい? 住民歓迎も軍は「メンツが…」

日本の緊急援助隊は煙たい? 住民歓迎も軍は「メンツが…」

2008.5.18 20:59 MSN 産経ニュース

 日本の国際緊急援助隊は18日、「いちるの望み」(隊員)をかけ、多くの生徒、児童が下敷きになった学校の倒壊現場での捜索・救助活動を始めた。ただ、同隊への感謝の声が絶えない被災民とは異なり、人民解放軍などの反応は手放しで「歓迎」とはいかないようだ。(綿陽市北川県 野口東秀)

 中国政府が日本の援助隊を真っ先に受け入れたのには、日中関係の重視や国際協調をアピールする狙いがあったが、民政省などは「反日感情」を危惧(きぐ)し受け入れに消極的だったという。

 その懸念は、被災住民に関する限り払拭(ふっしょく)されたといっていい。しかし、捜索・救助活動にあたる軍などの間には複雑な感情がみられる。

 捜索・救助活動を現場で統括するのは基本的に人民解放軍だ。実際、大規模な災害時に救助や物資の輸送などを行えるのは、軍や消防などをおいてほかにない。

 17日、日本の援助隊は青川県の被災現場で活動したが、軍の兵士の1人は「あれは日本隊だろ。早く帰れよっていう感じだ」と口走った。それ以外にも不快感を示した救助関係者もいた。

 ある中国筋は「軍が仕切る現場で日本隊に生存者を発見させると思うか?」と話す。日本の援助隊に中国側が指定した被災現場は、すでに捜索を終えたか、あるいは巨大な土砂崩れで埋まり、中国側も救助などは「無理」だと判断した小学校だった。同筋は「軍などがいったん捜索し救助活動をすでに終えた現場で、もし日本隊が生存者を発見したら、それこそメンツが立たない」ともいう。

 それでも日本の援助隊が生存者を救出すれば、日中関係の改善にはプラスとなる。現場の軍関係者などによる感情の吐露は、日本から援助隊を受け入れる土壌が整っていないことを浮き彫りにしている。


命を助けるのに
誰が助けたか、なんて関係ないじゃないか!

手柄を取られたくない。普段威張りちらいてるのに、日本の自衛隊の方が役に立ったら、これから『役立たずの人民軍』とか言われるのでしょうね。メンツとかに振り回されて生きるから、こうなる。

軍関係者は、命を救う気なんかないんじゃないでしょうか?

記者ブログ】四川大地震16日 福島香織 (1/2ページ)
2008.5.17 01:12 MSN産経ニュース

■死者が5万人にのぼるとみられる空前の大災害となってしまいました。今朝は夕刊処理後、献血しようと(針こわいけれど)、王府井にいったのですが、午前9時半にはすでに、予約受付がおわっていました。朝5時から並んでいた人もいるそうです。通州という郊外から、バスで来た女性もいました。大学を卒業したばかりで仕事がみつからず、無職なのに100元もネット銀行を通じて募金したそうです。福島が上海留学していた98年当時は、やっと売血が禁止になったものの、まだ無償献血なんてとんでもない、という時代だったので、こんなふうに我先にと中国の普通のひとが献血に走る日がくるとは、感慨深いです。しかも、電車の乗り降りすらきちんと並べない人がまだ多いのに、献血ではきれいに並んでいるんですよ。募金熱にしろ、献血熱にしろ、今までの中国人のイメージはやはり変わらざるを得ないという感じです。

■大災害は人々の価値観や人生観を根底から覆すきっかけになります。ひょっとしたら、中国はいま価値観の大転換、大革命を迎えようとしているのかもしれません。

■ さて、日本の救援隊が現地入りしたのに続き、シンガポール救援隊が成都に向かいました。台北の救助隊もきょう、現地に入るときいています。デッドラインはすぎてしまいまいたが、奇跡の生還があるやもしれない、という希望をすてずに国際救援の成り行きを見守りたいと思います。

■青川の現場からの情報によると、日本の救援隊が瓦礫の下の母子3人救出です。しかし夜になって現場に照明がなくなり、作業が停止しています。照明を用意するのは中国側であったという約束であったと、聞いてますが、いずれにしろ、事前の打ち合わせが甘かったもよう。.夜明けまで作業が再開できない、ということはあるのでしょうか。目の前に救える命があるのに、救援隊のもどかしさとあせりが想像されます。すでに作業が停止してから3時間がたっています。

<2008/05/16 13:02> 


照明なんかも、わざと用意しなかったんじゃないの?信用できない。