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チベット僧侶実刑に懸念

チベット僧侶実刑に懸念2008.5.1産経新聞

 ペリーノ米大統領報道官は30日、記者団に、中国チベット自治区ラサの裁判所が、暴動にかかわったとされる僧侶ら30人に実刑判決を言い渡したことに懸念を表明した。

 報道官は「法を破ってもいいとは思わないが、表現や集会の自由はあるはずだ」と述べ、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世側と実りある対話を行うよう中国政府に促した(共同)


関連記事― 「米大統領、五輪開会式欠席の可能性」と報道官
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暴走する愛国主義2008.5.1

暴走する愛国主義~米デューク大、王千源さんへの攻撃2008.5.1産経新聞

【ダーラム(米ノースカロライナ州)=山本秀也】米南部の名門デューク大学で、チベット問題をめぐる学内対立の回避を呼びかけた中国人女子学生、王千源さん(20)が、学内の留学生を含む中国人社会から脅迫や嫌がらせを受けている。北京五輪の聖火リレーとともに世界で注目を浴びた“赤い愛国主義”は、なぜ同胞を標的に暴走したのか。現場から報告する。

 学内の寄宿舎で王さんが開いたパソコンには、数え切れない脅迫や嫌がらせのメールが記録されていた。「グリーンカード(米永住権)が欲しくてここまで落ちたか」「民族敗類」(民族の面汚し)といった王さんへの罵倒(ばとう)は、掲示板への書き込みを加えれば、サイバー空間にあふれている。個人情報がネット上で暴露されたほか、中国・青島の実家も、赤ペンキで「殺売国賊」(売国奴を殺せ)と書き付けられたという。

 学内集会での王さんへの罵声の嵐、現代版“壁新聞”でもあるメールや掲示板での書き込み、家族も巻き込む攻撃ぶり-。これら一連のパターンは、王さん擁護派が「文革式の能なし愛国主義」と表現するように、紅衛兵が荒れ狂った文化大革命(1966~76年)を多くの人に想起させた。

王さんは学内集会で「まず冷静になりましょう」と呼びかけて仲介を試みただけで、「チベット独立」については支持していない。外国に対して民族主義を誇示するにとどまらず、同胞をも袋だたきにする反応について、王さんは「排外的なだけでなく“排内的”だ」と評した。

 悲しいまでにパターン化された「愛国主義」の表現ぶりを、王さんは「愚民化教育の結果」だとみる。「人が愚かであるほど、政府にとっては御しやすい。中国では、学校の道徳の時間は政府の宣伝(プロパガンダ)だと思っていた。愚民化教育は、思考を硬直化させる道具だ」

 王さんは94年に江沢民政権が教育要綱を制定した「愛国主義教育」にどっぷり漬かった世代でもある。中華民族の栄光をたたえる一方で、列強による近代以降の被害体験を強調するこの教育については、「きれいな言葉できたないものを覆っている。過去の被害で現代の他者を攻撃するものだ」と語った。

 学内での言論が脅迫などの対象となったことについて、デューク大学のデービッド・パレッツ教授(政治学)は、「大学で言論の自由が得られないなら、一体どこで得られるというのか。インターネットの登場によって、言論の自由に対する対価は高くつき始めている」と懸念を示した。

愛国集会の主体となった同大学の中国人学生組織は、学内や米国社会からの激しい批判を前に「この学生(王さん)の状況に同情する」との書簡を公開する一方、意図的な個人情報の横流しについては否定している。関係者によると、今回の言論に対する脅迫などについては、米司法機関が事情聴取に乗り出す構えをみせている。

     ◇

 王千源さんへの脅迫事件 北京五輪の聖火リレーが米サンフランシスコを通過した4月9日、デューク大学構内で、「自由チベット」を叫ぶ米国人学生らの十数人と、親政府系の中国人留学生ら400人あまりが対立。緊迫した空気のなか、同大1年の王千源さんが対立を避けて話し合うよう中国人に呼びかけた。

 王さんの仲介申し入れに対し、中国国旗を掲げたデモ隊は「漢奸(売国奴)」などの中傷を集団で浴びせた。直後に王さんの個人情報がインターネットでばらまかれ、中国語で「死体を刻んでやる」といった悪質な脅迫が殺到した。米メディアが事件を報じて、米国社会の強い関心を呼び起こした。


中国人への個人的な攻撃を良しとしないのは、

中国の人民もまた、政府のプロパガンダに利用された被害者だと考えるからです。

在日中国大使館は、「誰が長野に行き、誰が行かなかったか」を把握できる方法で

中国人留学生を動員しました。

もし長野の愛国動員に応じなければ、「漢奸」の汚名を着せられます。

この記事を見てもわかるように、本人はもとより、中国国内に住む本人の肉親までも

中国政府と、政府に操られた人民の攻撃が容赦なく向かいます。


長野においても、多くの日本人が傷つけられました。

皆さまも私も、粗暴な中国による愛国無罪行動に怒っています。

しかしここで私たちも冷静になる必要があります。

中国共産党による建国以来の人民の苦しみにも目を向ける必要があります。

中国政府による被害者は、チベット民族だけではありません。

人民もまた、愚民化政策によって政府に利用される被害者です。


中国政府への抗議および批判と、中国人個人への感情的な怒りを、区別する必要があります。




聖火リレー 台北で亡命チベット人の釈放要求デモ

聖火リレー 台北で亡命チベット人の釈放要求デモ2008.4.30 17:40産経

 台湾のチベット支援団体のメンバーら40人以上が30日、台北市内にある日本の在台代表機関に相当する交流協会前で、北京五輪聖火リレーで長野県警に逮捕・送検された台湾在住の亡命チベット人の釈放を求め、抗議デモを行った。

 亡命チベット人は長野市内で26日、卓球の福原愛さんら聖火ランナーの列に飛び込んだタシィ・ツゥリン容疑者。

 交流協会側に手渡された声明では、タシィ容疑者の行動は「平和な非暴力行為である」とし、拘置延長を決めた警察当局の対応に不満を表明した。(台北 長谷川周人)


死刑を宣告された父親はじめ、家族とともに命からがら台湾へ亡命した
タシィさんが
一日も早く釈放されることを願って止みません。


参考URL-「フリーチベット」の叫び届かず亡命2世 泣きながら乱入 聖火リレー 2008.4.26産経

 タシィさんは、中国のチベット侵攻後の1959年、チベットからインドに亡命し、その地で生まれた。紛争は直接経験していないが、父親の壮絶な体験がタシィさんの心に刻み込まれている。

 父親は紛争の最中、政治的理由で中国公安当局に拘束され、死刑を宣告された。しかし執行の前日、一か八か、小さな窓から絶壁に向かって飛び降りて脱走、一命を取り留めた。その後、夫婦で当時7歳だった兄を連れて2週間かけて、命からがらヒマラヤ山脈を越えたという。

 「チベット独立は両親の悲願でもある。それを実現するためには、残りすべての人生を犠牲にする覚悟がある」

 チベット難民として暮らしたインドでは、常に「どこにも所属しないホームレスのような感じだった」。しかし、ダライ・ラマ14世の言葉に接し、考え方が変わった。「チベットはチベット人のもの。暴力を使わず、平和的に訴えることで、私たちの『自由』を取り戻したい」。

 タシィさんは25日夜に長野入り。タイの聖火リレーでも抗議活動に参加したが、そのときと比べると、日本のほうがチベット支援者が多いことに驚いたといい、「応援してくれる日本のみなさんに感謝している」と述べていた。

穏健にチベット問題を訴える人たちもいた。市民団体「SFT日本」の代表を務める亡命チベット人2世、ツェリン・ドルジェさん(34)=名古屋市=らも長野入りし、「チベットに自由を チベットに人権を」と書かれた横断幕を握りしめた。

 「私たちは聖火リレーを妨害するつもりはない。ただ、中国政府にオリンピック精神に立ち返ってほしいだけ。自分の思うこと、感じること、自由に発言できる社会にしたいだけだ」

 SFTでは事前に、抗議をする場所や抗議方法について、長野県と協議を重ねていたが、ツェリンさんらの周りには、「ワン・チャイナ」と連呼し、中国国旗を翻す大勢の中国人たちが詰めかけ、その声はほとんどかき消された。

 チベットの中心都市、ラサでは中国人の人口がチベット人を超え、子供たちも中国語を話すようになっているといい、「このままでは私たちの文化や宗教は確実に跡形もなく消えてしまう」。
 この日、長野を訪れたチベット人らの多くは3グループに分かれて抗議活動に出かけた。あるチベット系中国人男性は「チベットに残してきた家族が中国の公安当局に尋問を受けており、顔や名前を出して抗議活動をするのは正直怖い」とこぼした。



支援者BBS

こんにちは。

ここは支援者の皆さんの発言スペースです。
情報提供、意見交換、支援者の交流にお役立てください。

例えば…

・チベット騒乱による犠牲者の追悼・法要などのご案内。
・こんな情報を見た聞いた。
・私はこの件につきこう思う。

                     等など。

ご自由にお使いください。
勿論各記事へのコメントもご遠慮なくどうぞ。
(TOPページおよびTOPに付随する一部記事は
 コメント拒否になっておりますが、これ以外はコメント自由です)


セラ寺、対外開放を再開 中国チベット自治区

セラ寺、対外開放を再開 中国チベット自治区2008.4/29産経

 新華社電によると、中国チベット自治区ラサでの3月の暴動を受け閉鎖されていたチベット仏教寺院、セラ寺が28日、信者や旅行客に開放された。セラ寺はラサの「三大寺院」(新華社)として知られており、自治区当局者は、他の有力寺院も近く、再び対外開放されるとの見通しを示した。

 ラサでは暴動後に中止していた国内団体旅行客の受け入れを24日から再開しており、地元当局は寺院の対外開放などで治安回復をアピールし、5月1日からの3連休に向け旅行客を呼び込みたい考えだ。

 セラ寺は暴動などに僧侶が参加したとして、他の寺院とともに閉鎖されていたが、20日に寺院内での宗教活動を再開していた。(共同


中国当局が行う自治回復とは…チベットの口を封じた、ということでしょうか。


ラサ騒乱で17人に実刑

ラサ騒乱で17人に実刑2008.4.30 01:13

中国国営新華社通信によると、チベット自治区ラサの裁判所は29日、ラサでの騒乱で逮捕、起訴された17人に対し、懲役3年から無期懲役の実刑判決を言い渡した。3月14日のラサ騒乱に関連した判決は初めて。

 一方、香港紙によると、青海省の政治協商会議(政協)のバイマ主席がこのほど、ラサの騒乱について、現地当局の初期対応の遅れを批判したという。(北京 野口東秀)


大紀元時報 2008年4月6日付記事によれば

去る4月2日、チベット自治区で県・処級以上の幹部会議が開かれた際、
党委書記が「チベット独立」主張者の逮捕を強化することを発表。
速やかに拘束し、速やかに審判し、速やかに処刑する」と主張しました。
さらに、「一部のチベット人を殺す」と強調。
張氏は、5月1日ごろには平静を取り戻し、海外および国内の旅行者にチベットを開放するとした。

上記産経新聞記事では懲役3年~無期懲役とされていますが
新華社は言わずと知れた中国国営通信社。
いずれにせよ、多数のラサ僧侶、チベット人が拘束され
厳しい拷問を受けいている事実を報道するはずはありません。

中国当局は4月2日の幹部会議後に発表した方針を
着実に実行していると思われます。

観光客を受け入れる準備(隠蔽工作が終了)が整い
中国は何事もなかったかのように五輪を開催するつもりでしょうか。

参考記事 → セラ寺、対外開放を再開 中国チベット自治区


長野聖火リレー「感謝」…胡主席

長野聖火リレー「感謝」…胡主席 産経2008.4.29 18:17


中国の胡錦濤国家主席は29日、北京で中曽根康弘元首相と会談した。胡主席は、長野市での聖火リレーにからみ、「日本側の大量の協力により円滑で順調に実施できたことを高く評価し、感謝する」と述べた。また、胡主席は5月6日からの訪日について、「中日間の戦略的互恵関係の新しい局面を切り開きたい」と意欲をみせた。


胡錦濤国家主席の評価を、日本政府は喜々として受け取ったのでしょうか。
チベット支援者が隔離され、中国旗が沿道を埋め尽くした4/26でした。





チベット大虐殺の真実

チベット大虐殺の真実西村 幸祐 (編纂)

チベット大虐殺の真実

以下、目次

◆巻頭カラー特集 PICTORIAL チベット蜂起、60日を追う

◆はじめに「世界を巡った、恥辱のリレー」 西村幸祐

◆総特集1 今、チベットで何が起きているか?

 ・緊急座談会 チベット蜂起と日本の未来
 ・ペマ・ギャルポ×青山繁晴×大高未貴×大樹玄承×西村幸祐
 ・緊急記者会見全文掲載 ダライラマ法皇、語る。
 ・チベットを通じて見えてきた 白日の下に晒された中華帝国主義の野望 石平
 ・公然と進む共産党のダライ・ラマ直接支配・・・・・・・・・・・宮崎正弘
 ・大国の狭間で翻弄されたチベットの抵抗運動・・・・・・・・・三浦小太郎
 ・ペマ・ギャルポ氏講演録・チベットは決して屈しない・・・ペマ・ギャルポ
 ・チベット問題で恥を晒した福田政権・・・・・・・・・・・・・・青木直人
 ・想いよ届け、チベットへ TSNJ代表 久保隆氏インタビュー・・・・・
 ・チベット探訪記―私が見た真実のチベットの姿・・・・・・・・大高未貴
 ・ブログで繋ぐフリーチベット フリーチベットブロガーズ管理人・容子マグレガー
 ・国境なき記者団の真実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・三浦小太郎
 ・北京五輪のNOを突きつける民主化グループの声・・・・・・・・・張本真
 ・〈緊急討論会〉チベット問題と北京オリンピック・・・・・取材 若杉大
 ・ドキュメント「中国」の実態を告発する国民集会・・・・・・・取材 江藤剛
 ・チベット侵略を擁護する反日マスコミ「悪の枢軸」・・・・・・・・中宮祟

◆漫画 目覚めよ日本!我々こそが救うのだ!瀕死のチベットを 畠奈津子

◆総特集2 チベットが、日本の未来を透視する
 
 ・チベットの悲劇と日本人・・・・・・・・・・・・・・・西村幸祐
 ・チベット問題FAQ・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・チベット人権弾圧クロニクル・・・・・・・・・・・・・岩田温
 ・日本=チベット化の跫音が聞こえる・・・・・・・・・・水間政憲
 ・チベット侵略に加担する日本のODA・・・・・・・・・青木直人
 ・チベットの戦いは共産主義に対する戦いだ・・・・・・・安東幹
 ・シナチズムという民族浄化・・・・・・・・・・・・・・若杉大
 ・日本の人権団体は黙ったままか・・・・・・・・・・・・野村旗守

◆column

 ・テレ朝の法王記者会見報道からマスコミの病理が見えてきた・・・・中宮祟
 ・「どうにも邪魔な生き仏」朝日歌壇のトンデモ川柳・・・・・・・・江藤剛
 ・世界を駆けめぐる人権聖火・・・・・・・・・・・・・・・・・・・安東幹
 ・慧海の見た在りし日のチベット・・・・・・・・・・・・・・・但馬オサム
 ・チベット問題参考ブログ&書籍



大変 濃厚な内容です。是非ご一読ください。





署名活動(ドイツ)

ドイツの有志が立ち上げた署名

署名はHNでも可。署名と言うより「足跡」


署名活動(IOC会長宛)

IOCロゲ会長へ 
 中国当局に対し、約束を尊重し、完全に遂行させるための依頼の手紙


日本訳文

 国際オリンピック委員会理事長 
 ローザンヌ、スイスジャック・ロゲ殿

親愛なるミスターロゲ、

私は、あなたに 北京オリンピックを主催が決まった時の約束、
表現の自由を尊重することを 中国当局に完全に尊重するように
お願いするために、World Press Freedom Dayからメールを書いています。

ジャーナリストたちが、彼らの権利である表現の自由を行使することに対する
中国政府の取締りが、ここ数ヵ月激化しています。
少なくとも30人のジャーナリストと50人のサイバー反体制者が
彼らの意見を平和的に報道したために、中国当局に拘束されています。

先日のチベット暴動の後3月12日、外国のジャーナリストはチベットから
締め出されました。そして、中国全域で、ビデオ撮影は禁止され 没収されました。
中国政府は 2007年、国内に入る外国のジャーナリストに
報道とアクセスのより柔軟な自由を与えるために新しい規則を導入しましたが
今回これらの法規は完全に守られませんでした。

中国のジャーナリストは中国当局の検閲を受け続け、政府と党は
権威主義的な法律を使い続けます。当局にとって不都合な事実を隠すため
ニュースやあらゆる情報をコントロールするために、情報操作が行われています。
海外での独立した中国語放送などがブロックされたり、日常的に嫌がらせを受け
その間、中国国内では自己検閲により組織的なニュース規制が行われてきました。

私は、北京オリンピック組織委員会が 2001年、外国のメディアに対し
「彼らが中国において、報道の自由を認める」とした保証を
あなたに思い出していただきたい。
これらの公約に基づいて、数多くの国際条約は、宣言と協定-など、普遍的人権宣言
「あらゆる側面でオープンに、報道する自由を認める」を
さらに、2002年の委員会において「北京オリンピックのアクション・プラン」で、
「大会に対する準備において、我々は残りの国と全世界にあらゆる面で開いています。
我々は他の成功した経験を引き起こして、国際標準と基準に従います。」と約束しました。

これらの誓約と多数の国際条約(宣言と協定)に従って - 世界人権宣言を含むこと -
私は、あなたが中国当局に検閲を停止するよう要請して、すべての人々が
自由に情報にアクセスする権利を 侵害するのを止めるようにお願いします。

中国政府が 表現の自由を行使したために拘留される人々全てを
刑務所からすぐに解き放さないならば、あなたの「サイレント外交」が
能弁で公になるよう お願いいたします。

なるべく早く、あなたからの報告があることを期待します。

敬具


これら文面の下の First Name(名)、Last Name(姓)、*Email(メールアドレス)、
Country(国名 )、あれば*Organisation(組織名)、*Function(役職)
を記入し Submit(送信)を押すと 完了。(*は任意。)

これで ロゲ会長へのメールが送信されます。